食品ＥＣサイトの「商品作り」の重要性とやり方について
当社（食品ECの実践塾）は、小さな地元企業が全国に販路を持ち、直接消費者にアプローチする手法として、ネットショップを推奨しております。その手法をオンライン授業で伝えLINEチャットで添削や質問を返していき、３か月で売れる食品ECサイトを作る業界初のオンラインスクールです。そして受講生は「月商100万円」をまず１つの目標として、学び、実践をしております。
今回は必要不可欠な「売れる商品の作り方」。これを読めば、何をすべきか、どこを改善すべきかが明確になります！
そして、特別企画としてAIとのコラボでお送りしております。必要なことベスト100は今回必要なことはAIにリストを作ってもらい、本当に重要なのか、そして解説ポイントを食品ECの実践塾の講師である私が補足していく形になります。
ざっと見て、さすがAI。間違ったことは何１つ書いていません。ただ優先順位や効果としては低いものもありました。
１つずつ★★★の優先順位が高いものから、正しく実践すれば、売上が今よりもアップすることは間違いないはずです。
是非今回の記事を「行動リスト」として、活用してください！
売れる商品を作るために必要なこと２０選
- 市場調査を行う：競合やターゲット層のニーズを把握する。
★★★（食品お取り寄せで最も市場が大きいのは「楽天市場」です。競合のサンプル数も多い楽天市場で調査するようにしましょう。楽天自社が売ろうとしている他社の類似商品で、レビュー数が30にも満たない市場は小さな市場です。それをメインで販売していくことは、危険です）
- ターゲット顧客を明確にする：どの層に売るかを具体化する。
★★★（たとえば実店舗で、同じ寿司を販売するにしても、「回転ずし」と「カウンター席の回らないお寿司屋」ではターゲットが大きく違いますよね。前者はファミリー層、後者は少人数のグルメ好きな方がターゲットです。ＥＣでもなんとなく商品を販売するのではなく、どういう方がターゲットになりえるかを事前にイメージして、販売するようにしましょう）
- 差別化ポイントを明確にする：他社にない独自の価値をアピール。
★★★（日本で唯一の商品を販売していない限り、競合他社がいます。多くの消費者から選ばれる理由をＥＣサイトで教えてあげましょう。多くの企業の場合、本業で既に強みやこだわりを発揮している場合が多いです。いまの事業が成り立っている理由や会社の強みを言語化し、整理していくことが重要です。）
- 試作品を作る：まずは少量で商品を試作し、フィードバックを得る。
★★（美味しいことは前提ではありますが、できればネット販売の専門家の方にどういう価格や容量や形態が望ましいかを聞いてみるようにしましょう）
- 顧客の声を取り入れる：商品の改良にリアルな意見を活用する。
★（まだ月商が少ないうちは、顧客の方の声も集まっていないはずです。楽天市場などで競合他社のレビューやお客様の声を見ましょう。特に悪いレビューを見るようにしましょう。不満点が多くあれば、それを解消する商品を作れば、間違いなく売れるはずです）
- 地域特産品を活用する：地域性を活かした商品は売りやすい。
★★★（家の近くではなかなか味わえない方が全国の美味しいものをお取り寄せする！通販の醍醐味ですよね。ただ静岡、京都＝抹茶。カステラ＝長崎。海鮮＝北海道など、ある程度イメージが固まっていますので、有名でないものは、いかにその地域が優れているかを情報として教えてあげる必要があります。）
- 品質管理を徹底する：リピーターを得るには品質が最優先。
★（★１ですが、当然大事です。既にやっているものとして低くポイント付け）
- 食品表示を適切に行う：法規制を守ることで信頼を得られる。
★（★１ですが、当然大事です。特にアレルギーや、原産地などは必ず書くようにしましょう。既にやっているものとして低くポイント付け）
- お取り寄せ向きの商品にする：配送しやすく、保存が効くものを選ぶ。
★★（お店にとってもお客様にとっても大事です。届いた時に崩れていないかは１度配送テストをするようにしましょう）
- サンプルを提供する：試食やサンプル配布で初回購入を促進。
★★（サンプルが欲しくて買う方は少ないので、まずはメイン商品をとことん売りこむにしましょう。ただし、２個同時購入の方には「おまけ」をつけたり、レビュー記入いただいた方へのポイントやクーポンサービスはその行動へ誘導する良いきっかけになります）
- 商品名にこだわる：魅力的で覚えやすい名前をつける。
★★★（私の過去の事例で、和菓子屋のどら焼きの売上を20倍にした事例があります。これまでは「どら焼き」というネーミングでしたが、「もっちもち生どら焼き」と商品は変えずに商品名を変えるだけで爆発的にヒットした会社があります。食感が伝わり、美味しそうですよね。買いたくなる商品名になっているか、いちど確認しましょう
- パッケージデザインを工夫する：商品の第一印象を高める。
★★（特にギフト用途が多い商品や自分へのご褒美商品になりえる食品はかなり重要です。段ボールから取り出し、初めて見るものがパッケージです。おしゃれなパッケージであるだけで、購入されやすくなります）
- 商品ラインナップを整理する：売れ筋商品に集中する。
★★（月商100万円まではヒット商品となりうる看板商品３つ作ることから始まります。多品種の商品を持つことよりも、とことん売れる看板商品を作ることに専念しましょう。）
- 健康志向を意識する：トレンドに合わせた商品設計を行う。
★（健康志向は★１ですが、トレンドを捉えるのは重要です。ネット通販の利用用途で多いのはスーパーやコンビニで手に入らないものを買うこと。多くの消費者は、「健康」なものよりも近くの店では売っていない「美味しそうなもの」を求めております。その中で健康であれば、加点ポイントくらいです。ネット通販のヒット商品で、「デブのもとプリン」というネーミングがすごい商品がありますが、健康志向と逆行した高カロリー商品もヒット商品にあるくらいです。（ギルティスイーツ（罪悪感スイーツ）のトレンドを抑えていますね！）
- 季節商品を投入する：季節ごとに売れる商品を開発する。
★★（通販業務に慣れてくればやりましょう。冬に食べたい○○。夏に食べたい○○。は当然違いますよね。看板商品３つ作るまでの過程で、そのうちの１つに季節限定商品があっても面白いと思います。）
- 価格設定を慎重に行う：利益と顧客満足度を両立させる価格を決める。
★★（慎重でも大胆に行ってもかまいません。大事なのは相場と違ってどうかです。相場よりも高いなら高い理由をしっかりとページで説明すれば問題ありませんし、安いから売れるといったわけでもありません。相場よりもどうか、その理由は何か。を語ることが大事です）
- 送料込みの価格にする：消費者に分かりやすい価格設定を採用する。
★★★（食品において送料込はかなり大事です。なぜなら、ネット通販の中では配送料の割合が一番高いカテゴリが“食品”だからです。たとえば2,000円のものに送料1,000円だと、送料割合10％。本やＣＤは送料160～200円くらいなので送料割合は10％ほど。家電だと1％ほど。“送料割合が高い”と感じさせないようにするために、初めから送料込み価格にしておきましょう。）
- アレルギー表示を明確にする：安心して購入できる環境を提供する。
★★★（当然、大事です）
- 食品のストーリーを伝える：商品の背景や生産者の想いを共有する。
★★★（モノ商品、コト商品、イミ商品と言われたりしますが、モノがあふれた時代になればなるほど、右（イミ）の方が大事になってきます。極端な例かもしれませんが、たとえば傷ついた商品を単なる「ワケアリ品」として売るのではなく、「先日の台風の影響で「出荷できるものが激減。出荷できるものも正規品としては出せないキズ付。品質には全く問題ありませんが、値下げして売りますので、ご協力をお願いします」などというメッセージがあれば、買ってみようと思う度合はずいぶんと異なりますよね。こだわりの商品もなぜこだわりなのかをストーリーとして伝えましょう。）
- 商品モニターを活用する：初期のプロモーションとして効果的。
★★（モニターにアプローチできれば効果的ですが、それができるかどうかです。ポイントは“積極性”です。少し有名なインフルエンサーなどと連絡を自分から取るようにし、無料で食べてもらい、ＳＮＳで紹介してもらう。それを５人にする。などができれば、ずいぶん効果的になります）
まとめ
今回お伝えした内容はいかがだったでしょうか？
ここまで見ていただき、本当にありがとうございました。
ＡＩによるアドバイスだけでは、生々しい情報を届けることはできないと思いましたので、優先順位と、解説つきで文章を書かせていただきました。
難易度はどうだったでしょうか？実は私が講座でお伝えしている内容とも重複している箇所が多数ありました。
正直、1つ1つは“当たり前で本当に真新しい斬新なことはあまりなかった”と思います。
ただ 成功する企業の一握りはこの当たり前で知っていることをやっており、それを継続しています。
結局それがネット通販に限らず大事だと思います。
目標達成には「正しい学び」と「実践」が不可欠です。
月商100万円を達成するためには、商品開発から集客、運営まで、すべてのプロセスを戦略的に行う必要があります。
その全てを一人で行っていく環境の難しさもあります。
食品専門ネット通販売上アップオンラインスクールでは
「３か月で売れる食品ＥＣサイトを作る」ことをコンセプトとしており、やり切らせるサポートと、添削もありますので、正しい方向に向かって、消費者が買いたくなるサイトをしっかり完成まで持って行くことができる環境を、コンサル１～２か月分の価格で提供しております。詳細は無料説明会動画で話しておりますが、多くの受講生を輩出しており、早い受講生はたった1か月で売上が3倍になった企業もあります。
成功への道は、「学び」と「実践」の積み重ねです。当たり前のことを当たり前に継続することがなかなかできないため、成功する方は一握り。
私は努力をする人を応援しておりますので、この記事が少しでもお役に立てていたらとても嬉しく思います。
今回は「売れる商品」について20個を書きましたが、同じ記事構成で「集客成功のポイント20」「売れるECサイト構築のポイント20」「リピータを増やす仕組み20」「効率的な運営とデータ活用20」を書いております。ボリュームたっぷりですが、きっと御社のサイトの不足の箇所が見つかるはずです。ご自身でも行動リストにして、やったら消して、終わったら次に。と宿題を進めるつもりで良いサイトを作っていきましょう。
