食品ECサイト構築の重要性とやり方について
当社(食品ECの実践塾)は、小さな地元企業が全国に販路を持ち、直接消費者にアプローチする手法として、ネットショップを推奨しております。その手法をオンライン授業で伝えLINEチャットで添削や質問を返していき、3か月で売れる食品ECサイトを作る業界初のオンラインスクールです。そして受講生は「月商100万円」をまず1つの目標として、学び、実践をしております。
今回は必要不可欠な「売れるECサイト構築」。
ECサイトは「見た時にワクワク!」「つい買いたくなる!」「なんか良さそう!」と、お客様に思ってもらわないと購入にはつながりません。売れていない企業のほとんどは商品を掲載しているだけで特に工夫がない「自動販売機」になっています。自動販売機とネット通販、それぞれ同じ、自分が働かずとも売上が発生する仕組みですが、お客様が買いたくなるには全く取り組み方が異なります。
今回の記事は、お客様が買いたくなるECサイトの構築方法です。
これを読めば、何をすべきか、どこを改善すべきかが明確になります!
そして、特別企画としてAIとのコラボでお送りしております。必要なことベスト100は今回必要なことはAIにリストを作ってもらい、本当に重要なのか、そして解説ポイントを食品ECの実践塾の講師である私が補足していく形になります。
ざっと見て、さすがAI。間違ったことは何1つ書いていません。ただ優先順位や効果としては低いものもありました。
1つずつ★★★の優先順位が高いものから、正しく実践すれば、売上が今よりもアップすることは間違いないはずです。
是非今回の記事を「行動リスト」として、活用してください!
売れる食品ECサイト構築のためにやるべきこと20選
- スマホ対応のデザインを採用する:モバイルファーストを徹底。
★★★(ECサイトを約8割の方がスマートフォンで見ます。残りがパソコン、タブレットの順番です。ECサイトを制作するのはパソコンでの作業が多いと思いますが、最優先はスマートフォンで見た時に崩れていないか。文字の大きさが読めるかです。実際にお客様の目線になって、スマートフォンからECサイトを見るようにしましょう。)
- トップページを見やすくする:重要な情報を分かりやすく配置。
★★(いまさら解説は必要ないかと思います。特に自社ECサイトはトップページがとても大事です。ショッピングモールは商品ページが命です。当スクールでは受講生に「売れるTOPページレイアウト」をお配りしており、基本的には自社ECサイトとショッピングモールのTOP(ショップ)ページのデザインは変更する必要がないことをお伝えしております)
- 購入までのステップを簡単にする:カートに入れる手順を短縮。
★★(遷移するページが多くなればなるほど離脱者(買おうと思っていたけどやめる人)が増えます。実店舗でも買おうと思ったのに混んでいるレジを見ると、時間がかかりそうで購入を断念したくなる時ってありますよね。スムーズに会計画面まで行けることは重要です。ただ一般的に、モールやECサイトのカートシステムを使っていれればスムーズな買い物にはできる仕様になっていることが多いです)
- 商品写真を高品質にする:消費者に商品の魅力を伝える。
★★★(商品を買いたくさせる方法で重要なのが、美味しそうと思ってもらうことです。古い写真だったり、ぼけている写真だったりは、どんなに商品が良くても消費者にはその魅力が伝わりにくい場合が多いでしょう。最近ではスマートフォンでも画質は綺麗になっています。昔撮影してそのまま掲載しているものは、再撮影するだけで購入率は向上すると思いますよ)
- 検索機能を強化する:顧客が探している商品を見つけやすくする。
★★★(AIがここまで発達しているとは・・・検索機能はとても大事です。自社ECサイト内でこの機能をつけると、リピーターへの再購入時に効果的です。既に買うものが決まっている場合、店内を回遊する必要がなくなり時短になり、スムーズな買い物体験を得られるようになります)
- サイトの速度を向上させる:読み込み時間を短縮して離脱率を減らす。
★★(読み込む時間が長すぎると、離脱はしやすくなるのはデータとしてありますので確かに大事です。ですが、速度向上のために商品ページ内の画像を減らす企業が多いですが、まだ月商100万円に満たない企業がそれをするには推奨しません。まずは重くなったとしても、購入に必要な情報を漏れなく掲載することが大事です。高画質すぎる写真を、画質を求められない箇所に使っていないかだけは確認するようにしましょう)
- 購入者レビューを表示する:他の消費者の意見を参考にできる環境を提供。
★★(やろうとしていなくても、カートシステムの性質上、既にレビューを表示できている場合が多いです)
- 在庫切れを防ぐ仕組みを導入する:在庫管理を効率化。
★(在庫管理は重要ですが、注文数量が少ないうちは管理できる場合が多いので、固定費がかかるようなシステムを導入することはやめましょう。)
- セキュリティ対策を強化する:顧客情報を守る。
★★(サイトのページがきちんとhttpsで始まっているか確認しましょう。httpであれば、安全なサイトと認められていません。と消費者の画面に表示され、離脱される場合が多いです。簡単にできるので念のため確認し、すぐに対策を取りましょう)
- シンプルなデザインを心がける:視覚的な混乱を避ける。
★★(モールでも自社サイトでもサイト設計をする際に、初めにメインテーマやどんなイメージのサイトにするかは事前に考えておき、大きく逸脱することがないようにしておきましょう。デザイナーに頼むと、そのあたりの基礎は抑えてくれて、見やすいサイトができるはずです)
- キャンペーンバナーを設置する:セールや特典を目立たせて顧客を誘導する。
★★(もともと買うつもりのなかったお客様に購買を誘発する方法として有効なのがセールです。シンプルに「○○バーゲン」という価格訴求だけでなく、お歳暮や母の日などの季節特集や、「送料無料商品」「リピーターに人気」のようなカテゴリを作り、消費者を商品ページに誘導するのも有効です)
- FAQページを充実させる:顧客の疑問を事前に解消するページを作成。
★★★(よくある質問ページを作り、TOPページからそのページに飛べるリンクを作るようにしましょう。購入をする上で知っておきたい情報や不安点を解消しないと購入にはつながりません。お客様から実際によくくる質問をリスト化しておき、親切な接客をネットでも行う店舗作りをしましょう。商品ページで書くのも有効ですよ)
- カート放棄対策を行う:購入途中で離脱した顧客にリマインドメールを送る。
★★(カート落ちを防ぐために、メールなどで”買い忘れは”ありませんか?”と送ることですね。重要なことですが、中上級の話しで、まだ月商が小さいうちは最優先ではありません。ただ時間もお金もそんなにかからずにすぐに設定できそうであれば、しておきましょう)
- 関連商品を表示する:「この商品を買った人はこんな商品も購入」機能を導入。
★★(客単価アップ作戦として有効です。人が複数商品を買うときは、コンビニのレジ前作戦でもあるように、買うことを決めた瞬間が財布のひもが緩む瞬間でもあるので、その時に関連商品や同じ送料内でもう1品買えるような商品を提案することは有効な策になります)
- 多言語対応を検討する:外国人顧客を取り込む準備を進める。
★(ECサイトでは日本人がほぼ100%で、あまり海外の方はいないのが現状です。それは多言語対応をしても、です。これからは増えてはくるとは思いますが、実店舗では多言語のメニューを作るとインバウンド需要が狙えるので、こちらを優先的に行うようにしましょう。私のパートナーのカートショップでもあるMakeshopでは、多言語対応が無料でできて、海外からの注文にも簡単に対応することができます。)
- 顧客の購入履歴を活用する:リピート購入につながる提案を行う。
★(顧客ごとへの提案として、CRMや個客対応と言われたりもし、今後モノが溢れた時代に選ばれる店になるためには重要です。たとえば○○を買ったことのあるお客様には、次は○○を提案しようといったメルマガやクーポン施策ですね。作業が細かくなってくるので時間がかかります。大事なことではありますが、まだ
オンラインショップの月商が小さいうちは、売れる商品を1つでも多く作る、一斉に送るメルマガを1つでも多く作るなど、効果のある業務に時間を割いた方が売上アップへのインパクトは大きいです)
- お届け日の指定を可能にする:顧客の利便性を向上させるオプションを追加。
★(ほとんどの会社が既にできていると思います。当たり前にやりましょう。)
- ギフト需要に対応する:熨斗やラッピングサービスを提供する。
★★★(一般的なECサイトの用途ごとの注文件数の割合を見ると、自家用7、ギフト3です。たった3割と思うかもしれませんが、自分のために一度買った商品が良かったから、次は人に贈ろうとするリピート注文も多く見られます。リピート注文を獲得するのはLTV(ライフタイムバリュー)を高めるうえで、とても重要です。ギフトとして使ってもらえる店舗になるように、熨斗・ラッピングなどのサービスを準備するようにしておきましょう。
- ロゴやブランドカラーを統一する:ECサイト全体のデザインに統一感を持たせる。
★(10で書いた通りです。モールでも自社サイトでもサイト設計をする際に、初めにメインテーマやどんなイメージのサイトにするかは事前に考えておき、大きく逸脱することがないようにしておきましょう。)
- わかりやすい返品ポリシーを設定する:安心して購入できる環境を提供する
★★★(店舗として必ずしなければならないものです。特定商取引、ご利用ガイド、返品ポリシーは最初に設定するようにしましょう。基本的には、お客様側での過失は、返品が受けることができず、企業側の発送などの過失であれば返品を受ける場合が多いです。)
まとめ
今回お伝えした内容はいかがだったでしょうか?
ここまで見ていただき、本当にありがとうございました。
AIによるアドバイスだけでは、生々しい情報を届けることはできないと思いましたので、優先順位と、解説つきで文章を書かせていただきました。
難易度はどうだったでしょうか?実は私が講座でお伝えしている内容とも重複している箇所が多数ありました。
正直、1つ1つは“当たり前で本当に真新しい斬新なことはあまりなかった”と思います。
ただ 成功する企業の一握りはこの当たり前で知っていることをやっており、それを継続しています。
結局それがネット通販に限らず大事だと思います。
目標達成には「正しい学び」と「実践」が不可欠です。
月商100万円を達成するためには、商品開発から集客、運営まで、すべてのプロセスを戦略的に行う必要があります。
その全てを一人で行っていく環境の難しさもあります。
食品専門ネット通販売上アップオンラインスクールでは
「3か月で売れる食品ECサイトを作る」ことをコンセプトとしており、やり切らせるサポートと、添削もありますので、正しい方向に向かって、消費者が買いたくなるサイトをしっかり完成まで持って行くことができる環境を、コンサル1~2か月分の価格で提供しております。詳細は無料説明会動画で話しておりますが、多くの受講生を輩出しており、早い受講生はたった1か月で売上が3倍になった企業もあります。
成功への道は、「学び」と「実践」の積み重ねです。
当たり前のことを当たり前に継続することがなかなかできないため、成功する方は一握り。
私は努力をする人を応援しておりますので、この記事が少しでもお役に立てていたらとても嬉しく思います。
今回は「売れるECサイト構築のポイント」について20個を書きましたが、同じ記事構成で「集客成功のポイント20」「売れる商品の作り方のポイント20」「リピータを増やす仕組み20」「効率的な運営とデータ活用20」を書いております。ボリュームたっぷりのため、きっと御社のサイトの不足の箇所が見つかるはずです。ご自身でも行動リストにして、やったら消して、終わったら次に。と宿題を進めるつもりで良いサイトを作っていきましょう。