食品ECサイトの「運営」の重要性とやり方について
当社(食品ECの実践塾)は、小さな地元企業が全国に販路を持ち、直接消費者にアプローチする手法として、ネットショップを推奨しております。その手法をオンライン授業で伝えLINEチャットで添削や質問を返していき、3か月で売れる食品ECサイトを作る業界初のオンラインスクールです。そして受講生は「月商100万円」をまず1つの目標として、学び、実践をしております。
今回は「運営面」の話です。ご紹介してきた売れるECサイト構築や、売れる商品作り方法は「ハード面」の作り方です。運営方法は「ソフト面」の話しです。消費者が買いたくなる店作りをするのは必要ですが、買い続けたくなる店作りや売上が右肩上がりになっていく店作りをしていくには、運営面の話もかなり重要です。あまりなじみのないテーマかと思いますが、重要度が高いけど、自社ではできていなかったポイントを見直す機会にし、今後のサイトの運営面を改善していくようにしましょう。
そして、特別企画としてAIとのコラボでお送りしております。必要なことベストは今回、AIにリストを作ってもらい、そして本当に重要なのか、解説ポイントを食品ECの実践塾の講師である私が補足していく形になります。
ざっと見て、さすがAI。間違ったことは何1つ書いていません。ただ優先順位や効果としては低いものもありました。
1つずつ★★★の優先順位が高いものから、正しく実践すれば、売上が今よりもアップすることは間違いないはずです。
是非今回の記事を「行動リスト」として、活用してください!
食品ECサイトの「運営」でやるべきこと20選
- 販売データを分析する:売れ筋商品や売上ピークを把握する。
★★★(食品業界は、商材によりいつ売れるかというのが大体決まっており、その商品には需要期というものがあります。たとえば、詰め合わせ系はギフト需要の8月・12月に。チョコレートは2月。冷やし○○は夏、鍋は冬。といった具合ですね。スーパーマーケットでも、売り場が季節によって変わるように、ECサイトも季節によって売り出し商品に抑揚をつけることで、お客様は飽きずに買い物を楽しむことができ、さらに最適な商品を案内してくれる店舗として認識してもらえ、買い物が楽しくなる店として満足いただければ、再来店に繋がりやすくなるでしょう。)
- 在庫管理を効率化する:在庫切れや余剰在庫を防ぐシステムを導入。
★(売上が小さいうちは、出荷する数量も目に見えて管理できるのでさほど必要ありませんが、売上が大きくなり、出荷数量や出荷アイテム数、また多店舗展開により注文元が多岐にわたってくる場合は、管理が複雑化してくるので、業務効率化のために在庫連携システム導入を月額がかかっても導入するようにしていきましょう)
- 販売チャネルを拡大する:自社ECだけでなく、Amazonや楽天などのモールを活用する。
★★(販売チャネルの拡大(ECの多店舗展開)は集客・認知の面を広げるという点で重要ですが、ECサイトのレベルが低い状態では効果はなく、むしろ手間が多くなったり、固定費がかさんだりと利益面で赤字に繋がることの方が多いです。1店舗での成功をし、成功が確実なもの手ごたえを感じた時に販売チャネルの検討をするようにしましょう)
- 生産プロセスを効率化する:無駄を省いてコスト削減を実現する。
★(抽象的な内容なので星1。商品を生産する上で、同じもの・業務をするなら1回に作って製造時間や原料・時間などを最小限にし、効率的に行っていきましょうという内容ですね。当然必要なことはあり、今後考え続けるテーマではあります。)
- 顧客データベースを整備する:リピート顧客にアプローチしやすくする。
★★(ネット通販は「会員ビジネス」という話を聞いたことがありますか?購入してくれたお客様の個人情報を自社のファンクラブの会員とし、そのファンにたくさんリピートしてもらう提案をメルマガでしていくのがネット通販の稼ぎ方。という話です。顧客データは会社の大事な資産ですので、上記の話しを念頭に置いて、リピート客を大事にしていきましょう)
- 配送業者を見直す:コストを抑え、顧客満足度の高い業者を選ぶ。
★★★(現在、高騰している商品の送料ですが、複数の配送業者から比較検討の相見積もりを取ることや、出荷数量が多くなってくると、10円でも値下げしてくれないかなどの交渉はしてみるようにしましょう。無理強いは禁物ですが、その企業努力は将来的に大きな利益のインパクトを企業に残してくれます。)
- 商品撮影をプロに依頼する:魅力的な商品画像で購買意欲を刺激する。
★★(食品カテゴリを販売する上で、前提「美味しそうなもの」を販売し、消費者の購入意欲を掻き立てることが大事です。※美味しそうな写真とはどういうもの?というのは特典の無料動画の講座でご確認ください。今ではスマートフォンの質も上がって、写真編集の仕方のテクニックも公開されているので、好きな人は自分で無料でやってみてもいいかもしれません。プロに頼むことは1つの手段ですので、星2としました。)
- 繁忙期に備えた計画を立てる:特に年末や母の日などに向けた準備を進める。
★★★(AIがこんな良いことを書くことについては驚きました。目安として、ECサイト月商30万円を超えるような企業は、この運営をしていくと、1.5倍には跳ね上がる感覚があります。具体的には、繫忙期に売れる商品と売れる用途は基本的には決まっておりますので、たとえばお歳暮特集ページの用意、その用途におすすめの商品と、付帯サービスの用意。検索ワードをSEO設定する。SNSで特集サービスを始めたことの案内などです。目標売上金額、出荷数量を事前に決めて、そのために必要な上記の1つ1つのタスクをスケジュール化している企業が繁忙期で勝つ企業になります。)
- 外注を活用する:苦手な業務はプロに任せることで効率化を図る。
★★★(売上が小さい企業がよくやってしまうミスで一番多いのは、必要なコストを削減してしまうことと思っております。サイト構築、商品画像の作成、コンサルが最も削られやすいコストです。※なぜか広告費だけは削減しないという企業が多いです。かけようとするたとえばECサイトは開設するのは簡単で、自分で数時間もあれば設定で登録ができます。これが売れなくなる始まりだったりします。売れるページ作りは、デザイナーに頼んだ方が当然売れるようになるし、早くできる。ただし現実は、無料で自分でなんとかしようとして、できた気になって、結果全然売れない人が9割です。私が思うに、その作業はたとえば素敵なマイホームが欲しい人が、ハウスメーカーから家を買わずに、Youtubeを見て勉強して、自分で木を買って切って組み立てて家を作っていく、というようなことをやっているのと同じに見えます。また、お寿司を食べたいと思ったときに、お寿司を買わずに海に行って自分で魚を釣ろうとする作業をしているように見えています。得意だったらいいのですが、“苦じゃない”“もったいない”精神ではいつまで経っても一流のサイトはできません。外注も自分で頑張るのも、成功するための選択肢のうちの1つです。投資をして、良い物を作り、大きく回収する。自分の時給単価や失敗する時間を最小限にし、売上が獲得できたはずの機会損失のことも考え、最適な選択と決断をするようにしましょう。外注さんの作業は自分の会社のスタッフがしても同じくらい給料が発生するので、外注さんはお金がかかる敵ではなく、自社のことを良くしてくれる仲間だという認識を持っておきましょう。)
- スタッフの教育を行う:スムーズな業務運営にはスタッフのスキルが重要。
★★★(意識づけのために星3としました。私は“ネット通販に対する偏差値を上げる重要性”についてよく話します。偏差値が高いと当然成果が出る確率は高く、出るまでの時間も早いです。ただ、現実はやり方が分からず売上が低空飛行のままの状態の会社が多く、ネット通販担当者に教えることができる人材がいない会社が9割です。偏差値の上げ方としては、自分より優秀な方からアドバイスを受ける。様々な挑戦をして、反省し、改善する。正しい情報をインプットする。ことでしか上がらないと思っております。経営者の方は、スタッフの偏差値が上がる環境を用意するようにしましょう。オンラインスクールへの入会やコンサルとの契約だけが全てではなく、上記で書いたとおり、たとえば有料セミナーの費用を出す、失敗を許容する、何の作業をやっているか積極的なコミュニケーションをとる、なども偏差値を上げるために必要な行動です。)
- Googleアナリティクスを活用する:訪問者の動向を把握し、改善に役立てる。
★★★(Googleアナリティクスとは、自社ECサイトの分析が無料でできるツールです。ECサイトは“ネット上の店舗”なので、店舗と同じように売上金額を分析・整理することができます。ECサイトの分析において一番オーソドックスな分析方法は「売上金額=集客数×購入率(CVR)×客単価」です。この簡単な3つの項目の掛け算で全てが分かります。Googleアナリティクスでのデータはこの3つが整理できます。売上金額を今よりも上げるためには、そもそもどの項目を上げるべきかを考えるようにしましょう)
- コンバージョン率を上げる工夫をする:商品の魅力やオファーを強調。
★★★(11.の箇所の方程式で出てきた項目の「購入率(CVR)」のCVRはコンバージョンレートの頭文字で、コンバージョン率とも言われます。この項目が,方程式の中では、私は最重要だと思っております。
ちなみにサイトに100人来て、2人が買ったら、CVRは2%で、売れているECサイトの目標数値としては2%と思っておきましょう。
それ以下であれば、“せっかく店に来たけど、買いたいと思う商品がなかった”と思われており、退店されやすいサイトだと認識してください。コンバージョン率の上げ方ですが、大きく言うと、価格に対する価値です。価格が安ければ、買われやすいし、価格が高くても価値の部分をしっかり伝えることができていたら、買われやすくなります。“価格”は、消費者のこれまでの経験での相場感や、競合との比較の中での相対性の中で安い・高いの感覚的なものがあります。“価値”は、今見えている商品に込められた「こだわり」や「開発ストーリー」や「優れているところ」を商品ページの中で伝えることを徹底することで、コンバージョン率は上がるようになります。繁盛店は、商品の伝え方が非常に上手で、買いたくなる商品ページに必ずなっているので、参考にし、自社に取り入れていくようにしましょう。
- 売上目標を明確に設定する:チーム全体で共有し、達成を目指す。
★★★(目標があってこそ、自分の行動は決まります。今月や来月の目標だけでなく、必ず1年後の売上目標までも明確にするようにしましょう。私は受講生には、売上目標金額も、集客数×購入率(CVR)×客単価の3項目も目標設定するようにし、お伝えしています。分解することにより、具体的な行動が決まりますし、振り返りもしやすくなるためです。)
- 業務の優先順位を決める:重要度の高いタスクを中心に進める。
★★(そもそも売れていないネット通販の業務は、本業の緊急の仕事を優先されるばかり、後回しになっていることが多いのが現状です。“しなくても何もペナルティがない”のが最もネット通販の売上に差ができる理由です。片手間の副業感覚で、成功した人は見たことがありません。成果を出す会社は総じて“緊急でないが、重要な仕事”にかける時間が長いです。たとえオンラインショップの売上が小さくても、毎日〇時から〇時の1時間は、ネット通販の業務に集中する。と習慣づけ、本気の副業(=新規事業)という認識で、向き合うようにしましょう)
- カスタマーサポートを強化する:顧客対応の質がリピート率を左右する。
★★(リピート率は顧客満足度で決まると思っております。店舗にとっては1つの出荷だとしても、特に初めて買っていただいたお客様はそれが全ての印象を決めます。丁寧にするようにしましょう。マインド面以外のアドバイスとしては、「購入して良かった。食べて美味しかった」と思ってもらえるように、“美味しく食べる作り方(食べ方)”のチラシを入れて、作るのに失敗して正しく食べることができずに美味しくなかったと思うお客様を減らすようにしましょう。)
- マニュアルを作成する:業務の属人化を防ぐ。
★★(ネット通販の売上が小さいうちは、ノウハウが貯まってまっていない状態かと思います。Aの作業をして、Bの成果が上がった。などの振り返りは1か月に1回、月初にでもするようにし、「○○のときにはAをする」といったマニュアルを作り、ノウハウを蓄積していきましょう。マニュアルは今の作業を今後人に任せることがあるときや、来年の自分がこの時期に何をするべきか忘れてしまったときに役立ちます)
- メールマーケティングを自動化する:効率的に顧客フォローを行う。
★★(自動化するメルマガは素晴らしいです。ネット通販の良いところは、パソコンを使って作業ができることで、自動化ができる点ですよね。紙媒体の通販はアナログ作業ですから。。。メルマガも今ではほとんどのカートショップで自動で(購入後〇日後)送付する設定ができます。自分は設定だけ、あとは自分が不労でも自動送信設定したメルマガで売上が立ったという事例をたくさん増やしていきましょう)
- 配送スケジュールを厳守する:顧客の信頼を得るためには必須。
★(改めて書く必要はないので星1。もし万が一遅れてしまう場合は必ず電話で確認をするようにしましょう。日が遅れるなら必要ないと言われるお客様もおられます。少しそれますが、今の時代、注文を受けてから当日配送するのも珍しくなくなってきています。配送までのリードタイムをできるだけ短くする努力は継続しましょう)
- 成功事例を研究する:業界の成功者を参考に自社の戦略を磨く。
★★★(売上が小さいうちは、自社がどういった戦略で、どういった店作りをしていけばいいかという正解が分からない状態ですすめなければならないかと思います。そんな中、成功している企業や成功した方法の知識を多数知っておくと、その知識が数々のピンチを救ってくれます。今では書籍、無料セミナー、YOUTUBEなど有料級の情報すら無料で拾えることも簡単です。壁にぶち当たるまでは、無料で自分の力で進めることをやってみるのもいいと思います。そこで気に入った講師やサービスがあれば、お金を出してさらに本気になる選択肢を取るようにしましょう)
- オンラインスクールで学ぶ:自力では得られない食品ECサイトの成功事例や知識や、売れるサイトの作り方が体系的にまとめられた講座を受講する
★★★(オンラインスクールは、一般的にはコンサルよりも安い。少し紹介になりますが、当社のサービス(食品ECの実践塾)も対面コンサルの月額顧問料の約1~2か月分ほどの価格で提供させていただいております。本気で成果を出したいし、コンサルタントに聞ける環境が欲しい。けど、投じるお金が少なく済ませたい。という方にはぴったりのサービスとなっております。まずは無料動画を視聴し、ネット通販の基礎を徹底的に磨いていきましょう。倍速視聴も可能で、LINE登録で豪華特典付きです)
まとめ
今回お伝えした内容はいかがだったでしょうか?
ここまで見ていただき、本当にありがとうございました。
AIによるアドバイスだけでは、生々しい情報を届けることはできないと思いましたので、優先順位と、解説つきで文章を書かせていただきました。
難易度はどうだったでしょうか?実は私が講座でお伝えしている内容とも重複している箇所が多数ありました。
正直、1つ1つは“当たり前で本当に真新しい斬新なことはあまりなかった”と思います。
ただ 成功する企業の一握りはこの当たり前で知っていることをやっており、それを継続しています。
結局それがネット通販に限らず大事だと思います。
目標達成には「正しい学び」と「実践」が不可欠です。
月商100万円を達成するためには、商品開発から集客、運営まで、すべてのプロセスを戦略的に行う必要があります。その全てを一人で行っていく環境の難しさもあります。
食品専門ネット通販売上アップオンラインスクールでは
「3か月で売れる食品ECサイトを作る」ことをコンセプトとしており、やり切らせるサポートと、添削もありますので、正しい方向に向かって、消費者が買いたくなるサイトをしっかり完成まで持って行くことができる環境を、コンサル1~2か月分の価格で提供しております。詳細は無料説明会動画で話しておりますが、多くの受講生を輩出しており、早い受講生はたった1か月で売上が3倍になった企業もあります。
成功への道は、「学び」と「実践」の積み重ねです。
当たり前のことを当たり前に継続することがなかなかできないため、成功する方は一握り。
私は努力をする人を応援しておりますので、この記事が少しでもお役に立てていたらとても嬉しく思います。
今回は「食品ECサイトの運営方法」について20個を書きましたが、同じ記事構成で「集客成功のポイント20」「売れるECサイト構築のポイント20」「リピータを増やす仕組み20」「売れる商品作りのポイント20」を書いております。ボリュームたっぷりですが、きっと御社のサイトの不足の箇所が見つかるはずです。ご自身でも行動リストにして、やったら消して、終わったら次に。と宿題を進めるつもりで良いサイトを作っていきましょう。